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2024年1月31日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
学校給食ニュース ~特別なお知らせ~(2023年度)

1月24日(水)~1月30日(火)は、全国学校給食週間でした

 学校給食は、明治22年、山形県の大督寺というお寺の中にあった小学校で、お弁当を持ってこられない子どもたちに昼食を無償で提供したことが始まりとされています。その後、給食は全国へと広がりましたが、戦争による食料不足などの影響で中断されてしまいました。
 戦争が終結しても食料不足は続き、子どもたちの栄養状態が心配されました。こうした状況において学校給食の再開を求める声が高まる中、アメリカのLARA(アジア救援公認団体)から贈られた物資を使い、昭和22年1月に給食が再開しました。昭和21年12月24日に物資の贈呈式が行われたことから、この日を「学校給食感謝の日」としましたが、冬休みと重なるため、昭和25年度からは1月24日~30日を「全国学校給食週間」とすることが定められました。
 時代の流れと共に変化を続ける「学校給食」ですが、いつの時代も、子どもたちを大切に思う気持ちが詰まっています。


給食週間最終日の1月30日(火)の献立は、
・中華まん
・ちくわの磯部あげ
・吉田のうどん
・フルーツヨーグルト和え
でした。

ここでは、吉田のうどんと、市内産のいちごや洋なしを加えたフルーツヨーグルト和えの調理過程を公開します。


〇吉田のうどんの調理過程です。
水かけ菜は、12月に都留市で収穫したものを冷凍保存して使いました。


〇フルーツヨーグルト和えの調理過程です。市内産の洋なしやいちごを、ヨーグルトに混ぜていきます。果物のおいしさを味わってほしいです。

特別栽培米を給食で提供しています

 昨年の11月から、市内で生産された特別栽培米が給食に提供されています。特別栽培米とは、普通に作られている米と比べて、農薬の使用回数が5割以下、また化学肥料の窒素成分量が5割以下で作られた米のことです。農薬や化学肥料が少ないために安心して食べることができます。また、環境にも配慮された農産物です。
 市内では、JAクレインや市農林課の指導や助言を基に、約10名の生産者が、特別栽培米づくりに取り組んでいます。以下、生産者の方の写真や声の一部を紹介します。

生産者さんの声
・カメムシの被害にあわないように、田んぼの周りの草刈りを多くした。
・ゆっくりと効いてくる有機肥料を使い、対応した。


 また、米屋さんにもお世話になっています。米屋さんは、生産された玄米を湿度と温度の管理を行いながら保管をしています。さらに、おいしいお米を炊くことができるよう玄米をブレンドし、使用直前に精米しています。
 多くの方々のご協力をいただき、人にも農地にも優しい特別栽培米が提供されています。

学校給食センターのSDGsへの取り組み                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

市内産の洋梨のコンポートを給食で提供した際に出た空き瓶の再利用をしています!

 地産地消の推進を図るため、市内で生産された洋梨のコンポートを給食にて提供しています。その際に大量に出てしまう空き瓶を、センターにて行われた研修に参加された食生活改善推進員の方々にお声がけをさせていただき、ご自宅にて活用していただくことになりました。
たくさんの食品や物品を消耗する当センターでは廃棄物削減への取り組みにも力を入れています。

令和5年9月13日(水)に第一回目となる給食センター見学会&試食会を開催いたしました!                                                                                                                                                          

 たくさんの市民の方々にご参加いただき、ありがとうございました!

 

 衛生管理の徹底、献立の栄養バランスや創意工夫などが栄養教諭・栄養士から説明があり、皆さんに関心を持って聞いていただくことができました。また実際にご参加いただいた皆様自身で給食を配膳していただき、試食後は「おいしい!」とのお声もいただきました。
学校給食センターでは、今後も定期的に見学会&試食会を開催していく予定です。広報やホームページなどで周知してまいりますので、ご興味のある方はぜひご参加ください!

提供したメニューの調理工程を公開!

6月に提供した3メニューの調理過程を公開します。
おいしかったあのメニュー、どんな風に作られたのでしょうか?

①6月1日提供 
 鮭のフライ
 生鮭に小麦粉と水で衣をつけて、パン粉もつけていきます。

フライヤーに鮭が入っていきます。

鮭がフライとなって揚がってきました。調理員さんがクラスごとに配缶していきます。

②6月16日提供 笹かまの磯部揚げ
 笹かまを小麦粉と水で衣をつけます

一枚ずつ油に入れていきます

揚がった笹かまに青のりをまぶし完成

③6月13日小学校提供 
 20日中学校提供  
 きなこ揚げパン

 パン屋さんから届いたコッペパン
 給食センターで調理をしていきます

パンを油の中に入れ、長いトンネル状のフライヤーに入って揚がったパン

きな粉をまぶしています

明見で採れたトマト入りサラダ!                                                                                                                                                                                                           

 明見にある「富士トマ」さんが納品してくださったトマトでサラダを提供しました。

 「富士トマ」の宮下功さんです。
みずみずしく甘いとってもおいしいトマトでした!
与える水を最小限に少なくし、ストレスをかけると甘くおいしいトマトができるそうです。
日頃、あまり口にできない市内産のトマト、皆さん、いかがでしたか?

市内小学校の1年生が学校給食センターにて校外学習を行いました!

 4月から食べている給食は、誰がどのようにして作っているのかを施設の見学や給食センターのDVD鑑賞を通して、知っていただく機会となりました。

 調理中の迫力ある大釜を見たり、使われている調理器具に触れたりすると子どもたちは大興奮!「こんなに大きいお鍋だと、クラスみんなが入れちゃうね!」と言った1年生の笑顔が、印象的でした。「残さず食べます!」と元気よく言ってくれたその一言が、給食に関わる職員にとって何よりも励みになります。これからも子どもたちの笑顔のために、より質の高い給食提供を目指していきます。

掲載内容に関するお問い合わせはこちら
学校給食センター
住所:403-0002 山梨県富士吉田市小明見三丁目6番1号
TEL:0555-22-4466
FAX:0555-22-4477
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