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2020年2月14日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
市指定史跡・市指定名勝
市内にある市指定史跡・市指定名勝4件をご紹介します。

新倉掘抜

あらくらほりぬき

種別:史跡
名称:あらくらほりぬき
指定年月日:昭和41年11月1日
所在地:富士吉田市新倉2568
所有者:新倉掘抜保存会

 新倉地区は、富士山の溶岩に覆われた水利に乏しい地であったことから、河口湖から水を新倉に引くためのトンネル工事が、住民の自普請工事として延宝から元禄の中頃(1673~97)の間に着工されました。途中、何度か中断があったものの、最終的に慶応元年(1865)に完成し通水をみました。掘抜の延長は約3,800mあります。

富士山遥拝所女人天上

ふじさんようはいじょにょにんてんじょう

種別:史跡
名称:ふじさんようはいじょにょにんてんじょう
指定年月日:昭和55年10月15日
所在地:富士吉田市上吉田字細尾野5616
所有者:山梨県
管理者:富士吉田市

 富士山は、明治5年(1872)まで女性の登山は二合目までで、それ以上は女人禁制の山でした。しかし、どうしても山頂を遥拝したいという女性は、二合目上の東南の地にある富士山頂と日の出を拝することのできる場所へ密かに行きました。この場所は、当時女人禅定と呼ばれましたが、後になまって女人天上と呼ばれるようになりました。

石屋の寝床及び石切場跡

いしやのねどこおよびいしきりばあと

種別:史跡
名称:いしやのねどこおよびいしきりばあと
指定年月日:昭和61年2月19日
所在地:富士吉田市上吉田字鳥居木前5598
所有者:山梨県

 享保20年から元文にかけて(1735~41)行われた北口本宮冨士浅間神社の修復工事には、巨大な手水鉢をはじめ、御手洗川にかかる石橋、あるいは石段・石畳等、膨大な量の石材が用いられました。それら石材の採取場所は吉田胎内の南方の剣丸尾にあり、そこには石工たちが作業するのに寝泊りしたとされる「石屋の寝床」があります。

大正寺の庭園

だいしょうじのていえん

種別:名勝
名称:だいしょうじのていえん
指定年月日:昭和44年3月4日
所在地:富士吉田市浅間1-2-1
所有者:大正寺

 大正寺第12世住職の代、文化年間(1804~18)徳川将軍家の庭師石斉により富士溶岩の自然を基礎として築いた庭園で、中国廬山にある古跡「虎渓」を型どって作ったもので、一名「虎渓の庭」ともいわれています。この築庭にあたって権威をほこる石斉は、正装して床几に腰掛け、鉄扇を揮って職人や人夫を指図したと伝わります。

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