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2024年5月29日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
富士吉田市の文化財

指定・登録文化財のご案内

文化財とは、長年にわたって守り伝えられてきた文化遺産のことです。市内には、世界遺産「富士山」の構成資産となっている文化財が4件、文化財保護法等によって指定及び登録された文化財が88件あります。

●世界文化遺産「富士山」構成資産

平成25年6月に富士山は、世界遺産(文化遺産)に登録されました。正式名称は、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉-」です。富士山の価値を構成する資産「構成資産」は25件あり、市内には「富士山域」・「御師住宅(旧外川家住宅)」・「御師住宅(小佐野家住宅)」・「吉田胎内樹型」の4件があります。なお、「富士山域」については、9件の「構成要素」で構成されており、市内には「吉田口登山道」・「北口本宮冨士浅間神社」の2件があります。

●国指定文化財

国の法律である文化財保護法で指定されている文化財です。市内には、16件の国指定文化財があります。

●登録有形文化財

国の法律である文化財保護法で登録されている文化財です。市内には、10件の登録有形文化財があります。

●県指定文化財

県の条例である山梨県文化財保護条例で指定されている文化財です。市内には、11件の県指定文化財があります。

市指定有形文化財(建造物)

市の条例である富士吉田市文化財保護条例で指定されている文化財のうち有形文化財の建造物に該当するものです。市内には、7件の市指定有形文化財(建造物)があります。

市指定有形文化財(絵画)・市指定有形文化財(彫刻)

市の条例である富士吉田市文化財保護条例で指定されている文化財のうち有形文化財の絵画と彫刻に該当するものです。市内には、12件の市指定有形文化財(絵画・彫刻)があります。

市指定有形文化財(工芸品)・市指定有形文化財(古文書)

市の条例である富士吉田市文化財保護条例で指定されている文化財のうち有形文化財の工芸品と古文書に該当するものです。市内には、9件の市指定有形文化財(工芸品・古文書)があります。

市指定無形民俗文化財

市の条例である富士吉田市文化財保護条例で指定されている文化財のうち無形民俗文化財に該当するものです。市内には、8件の市指定無形民俗文化財があります。

市指定史跡・市指定名勝

市の条例である富士吉田市文化財保護条例で指定されている文化財のうち史跡と名勝に該当するものです。市内には、4件の史跡と名勝があります。

市指定天然記念物

市の条例である富士吉田市文化財保護条例で指定されている文化財のうち天然記念物に該当するものです。市内には、17件の天然記念物があります。

富士吉田市文化財保存活用地域計画について

 平成29(2017)年度より作成に取組んできました「富士吉田市文化財保存活用地域計画」について、令和元(2019)年7月に文化庁の認定を受けました。
 「富士山信仰の地」として語り継がれ、「富士講の心のふるさと」である本市では、時代を経て多くの文化財が今も受け継がれています。これらの貴重な文化財を保存し将来に伝えていくためには、その価値を理解し、より高め、継承し、そして活かすことが必要です。
 そのためには、次の点に留意することが求められます。
①多様な文化財の価値を顕在化させ、適切な保存・活用を図る
②本市の貴重な歴史文化遺産に対する市民への理解と地域に対する「誇り」を醸成し、将来へ継承していく。
③地域や関連する文化財等ごとにテーマを設定し、特性を把握することによる歴史文化を活かした地域づくりを行う。

 本計画の目的は、この3つの目的に留意しながら、市域にある様々な文化財を指定の有無や類型にかかわらず、周辺環境も含めて適切に把握し、本市の歴史や風土なども踏まえ、それらを次世代に継承していくための長期的な視野で計画的に保存・活用していくための方針を定めるとともに、地域活性化に資する実効性のある計画を定めるものとします。

「吉田口の富士山信仰用具」の調査及び重要有形民俗文化財指定について

 富士吉田市教育委員会では、平成23年度から富士山吉田口の信仰用具に関する調査を開始いたしました。その折、平成25年には「信仰の対象と芸術の源泉」として富士山が世界文化遺産に登録され、富士山信仰用具類も文化遺産として評価する必要性が求められました。富士山信仰用具は、御師や山小屋主、富士講の方々が守り伝えてきた貴重な資料であり、本市のふじさんミュージアムにこれまでに多数寄贈いただいています。
 平成27年には富士山信仰用具調査委員会を組織し、平成28年度からは5か年計画で国・県の補助を受けてこれら資料の総合的な学術調査を進めてきました。信仰用具にはさまざまな部類があり、各資料の分類や用途の精査等を行い、全ての資料について実測図の作成も行いました。そして、令和2年度にこれらの調査成果をまとめた『富士吉田の富士山信仰用具調査報告書』を刊行しました。報告書の閲覧をご希望する方は、下記よりPDFファイルをダウンロードしてください。なお、刊行部数が少ないため、刊行物の頒布はしておりません。本報告書がこれらの貴重な資料を未来に伝え、その保護と活用を行っていくための一助となれば幸いです。
 なお、令和4年3月23日に報告書掲載資料のうち4,039点の資料が、重要有形民俗文化財「吉田口の富士山信仰用具」に指定されました。主な資料は、ふじさんミュージアムの総合展示室で展示公開しています。
 

お問い合わせについて

※文化財にかかわるお問合せはふじさんミュージアム(歴史文化課)文化財担当まで。

〒403-0032 山梨県富士吉田市上吉田東7-27-1
電話0555-24-2411 Fax0555-24-4665

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富士吉田市の文化財一覧表
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富士吉田市の文化財の内訳
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『富士吉田の富士山信仰用具調査報告書』PDFファイルのダウンロードページ
全国遺跡報告総覧のHPです。調査報告書のデータを公開しています。
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世界遺産「富士山」の構成資産
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歴史文化課
住所:403-0032 山梨県富士吉田市上吉田東7-27-1
TEL:0555-24-2411
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